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IZAMESHI:アルファ米を食べてみよう!

izameshigohan1今回、試食する非常食は、IZAMESHI(イザメシ)です。

当食レポでも度々取りあげている長期保存食ですが、「イザメシ」シリーズは主食となるごはんやパン、めん類をはじめ、おかずやおかしなどのメニューも取り揃えているため、とにかく種類が豊富で、まだまだ紹介しきれていません。

そこで、今回は非常食の定番中の定番ともいえる加水するだけで調理可能なアルファ米を使った「ごはん」シリーズの中から、シンプルな白飯をチョイスしてみたので、興味のある方は少し参考にしてみてください。

※ イザメシの商品は「クラブエスタショップ」で取り扱っています。




イザメシ:アルファー化米(ごはん)とは?

イザメシは、杉田エース株式会社が販売元となり、2014年9月に市場投入した長期保存食です。

冒頭でも触れたように、バラエティに富んだ充実したメニューが魅力で、公式HPによると、どうやら現在は約50品目ほどの商品を販売しているようです。

イザメシに興味が湧いた方は、公式HPなどをご覧になっていただければと思いますが、今回はイザメシの「ごはん」シリーズから、こちらの『ごはん(白飯)』を試食してみたいと思います。

というわけで、さっそく恒例のパッケージチェックから・・・
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容器は、アルファ米商品ではお馴染みのマチが広がるスタンドパック式で、パッケージサイズも尾西食品やサタケの容器(縦:15cm×横:16cm)と、ほぼ大差ない(厚みは約2.5cm)といって良いでしょう。
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また、イザメシはシリーズによって調理済みの商品もメニューに加えらえているので、中には梅しらず雑炊【食レポ:150】のような300g(1パック)を超えるようなずっしりと重みを感じる保存食もありますが、今回はアルファ米(イザメシでは「アルファー化米」と表記)ということで、総重量は114gと軽めで、携帯食としても重宝しそうです。
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一方、パッケージ裏面には、原材料名や内容量(100g)、保存方法、賞味期限(製造日から5年)、製造者、栄養成分表、アレルギー物質表示など、商品に関する基本情報や注意点に関する内容が一通り記載されています。
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また、調理方法に関する説明もイラスト入りで記載されているので、日本語さえ理解できる方であれば、おそらく調理過程で迷うことはないはずです。
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パッケージ上部(左右2ヵ所あり)にある切り口に沿って袋を開封すると、中にはアルファ米と一緒に附属のスプーン(プラスティック製)と脱酸素剤の2点が入っているため、忘れないうちに取り出しておきましょう。

ちなみに、イザメシのアルファ米商品に付属しているスプーンは、尾西食品やサタケのアルファ米商品に付属していたスプーンに比べると、柄が1cmほど長め(全長:12cm)で気持ち持ちやすくなっています。
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調理前のアルファ米(乾燥米)がこちらになりますが、味付けなしの白飯ということでほぼ無臭。

よく見ると、米粒の割れや欠けが目立ちますが、このあたりが味や食感に影響するのか気になるところです。
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一方、パッケージ(外袋)の内側には注水線が2本引かれており、水の量を調節することで「ごはん」と「雑炊」の2種類選べるようになっています。
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イザメシのアルファ米の調理方法も「水」と「熱湯」の2種類から選択することができますが、今回は熱湯を使って「ごはん」を作ってみることにしました。

指示どおり、注水線まで熱湯を注ぎ、付属のスプーンでよくかき混ぜたら、袋のチャックをしっかり閉めて後は15分(水の場合は60分)待つだけです。

ちなみに、熱湯を注ぎ、15分経過した調理後のごはんがこちらになります。
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再度、付属のスプーンでザックリとほぐしたら、イザメシのアルファ米「ごはん」の完成です。






イザメシ:アルファー化米(ごはん)を食べてみた感想と評価

イザメシの「ごはん」シリーズも他メーカーのアルファ米商品と同様、袋がそのまま器として利用できるスタンドパック式なので、袋を手に持ち、そのまま直接スプーンを突き刺して食べることができますが、食レポということもあり、今回も、あえて器に移し替えてみました。
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参考までに調理前(before)と調理後(after)の比較画像を載せてみましたが、調理後のごはんは加水(180ml)により、約280gに増えているはずなので、茶碗にして約2杯分となり、女性や子供、高齢者には少し多すぎるくらいボリュームがあるかもしれません。
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調理過程で私が注いだ注水量がやや少なかったのか(ライン通り注いでつもりではいる)、若干ごはんがパサついているような印象を受けます(画像では分かりにくいかも…)が、果たして味の方はどうなのか、さっそく試食してみることにしましょう!
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結論から先に言ってしまうと、思っていたよりも食べやすいというのが正直な感想です。

これまでの経験から、アルファ米の「白飯」は、味付けのメニューのように香辛料などでごまかせない分、特に味がダイレクトに伝わるため、アルファ米特有のポソポソ感が際立ち、食べづらいという印象がありましたが、イザメシの「ごはん」は、尾西食品やサタケ(マジックライス)、アルファー食品(安心米)の白飯に比べると、気持ち食べやすかったように思えます(あくまで食べやすいというだけで、味は炊飯器で炊いたご飯やパック飯よりも劣る)。

やはり想像していた通り、注水量が少し少なかったのか、パサついた感じはありますが、アルファ米の白飯に関しては、これまで食べたことがある他メーカーのものよりもイザメシの白飯が一番自分の口に合っていた言うことができそうです。

尾西食品やサタケなどの白飯は、どうも口に合わなかったという方は、イザメシの白飯を一度試食してみるのも良いかもしれません。
まとめ

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2020.2.17 掲載twitter


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