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食レポ105|アマノフーズ:親子丼の素編

アマノフーズの非常用保存食『親子丼の素』を食べてみよう!entrance

今回はフリーズドライ食品でお馴染みのアマノフーズ(天野実業梶jから、ちょっとユニークな一品を取りあげたいと思います。

その商品とは、ズバリ『親子丼の素』です。

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アマノフーズは、自社のフリーズドライ技術を使って、様々な食品の開発研究を行ているようで、実は味噌汁以外のラインナップも充実しています。

そのひとつが『親子丼の素』ですが、長期保存可能な同商品は、果たしてどんな親子丼に仕上がっているのか?肝心の味はどうなのか?

実際に食べて判断してみましょう!


アマノフーズの非常用保存食:親子丼の素とは?

アマノフーズでは、数年前から通常商品とは別に、賞味期限の長い商品開発にも力を入れているようで、3〜5年程度の長期保存可能なフリーズドライ食品を販売しています。

当食レポでも、備蓄食用の味噌汁【食レポ:83】や麺類【食レポ:95】などを取りあげているので、興味のある方は過去記事も併せてご覧になっていただければと思いますが、今回は非常食としては珍しい『親子丼の素』にスポットを当ててみました。

それでは、さっそくパッケージチェックから始めていきます。

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みそ汁シリーズの商品に比べると、パッケージサイズは一回りほど大きいようですが、総重量31gと非常に軽く、大人の掌ほどの大きさ(13.5cm(縦)×10cm(横)×3.5cm(厚))なので、携帯に適した非常食といえます。

ただ、『かに雑炊【食レポ:68】』などとは違い、ご飯のない素≠ノ過ぎないので、親子丼にして食べる時は、アルファ米などの非常食が欠かせない点に注意が必要です。

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商品パッケージ裏面には、原材料名や調理方法、栄養成分表など、商品に関する基本情報が記載されています。

ちなみに、同シリーズの賞味期限は、常温で約5年間となっています(シリーズによっては、賞味期限3年半の商品もあるので要注意!)。

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パッケージを開封すると、プラスチックトレー(薄手なので外部からの衝撃には弱そう…)にのった固形物がひとつ入っており、品質保持用の脱酸素剤は、袋内の天板に糊付けされています。

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トレーから取り出したブロック状の固形物がこちらになります。

まるで軽石のような固形物は、手の平にスッポリと納まる超軽量(22g)サイズ(約7cm×6cm×2.5cm)で、瑞々しさは感じませんが、溶き卵をメインとした具材がギュッと凝縮されているようです。

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フリーズドライ食品は、熱湯を注ぐと数十秒で出来てしまう極々シンプルな調理方法ですが、同商品はでもあっという間に調理できるということなので、水さえ手元にあれば調理方法を選ばない機能は、非常食として非常に魅力的です。

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非常用保存食:親子丼の素を食べてみた感想と評価

まずは、こちらの2枚の画像をご覧ください。

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アマノフーズの非常用保存食『親子丼の素』が、どのような食品であるかという雰囲気を少しでも感じてもらえたらと思い、参考までに調理前と調理後の画像を並べて比較してみました。

さらに、調理後の『親子丼の素』の拡大画像がこちらになります。

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見た目で気になるのは、やはり鶏肉の量とサイズかもしれません。

親子丼と呼ぶには、鶏肉の量が少なく、存在感もあまりないため、どちらかというと具沢山の卵スープといった印象を受けます。

ちなみに、アマノフーズの『親子丼の素』は、卵、鶏肉、玉ねぎ、みつば、ネギの5種類の具材が確認できます。

では、肝心の味の方はどうなのか、さっそく食べてみましょう!

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とろみは控えめで、サラッとしており、和風ダシが効いていますが、濃いめの味付けは、やや塩辛いように感じます。

個人的には親子丼は甘めの味付けが好きなので、好みの分かれるところですが、私にはこの塩辛さはマイナス点です(濃度は注水量である程度調節できそうですが…)。

メインの鶏肉は、数は少ないものの、中にはサイズの大きな鶏肉(最も大きいサイズは5〜6cmほど)も入っていました。

特に肉の臭みも気にならず、食感も柔らかいので食べやすいのですが、ささみを使っているのか、ややパサついており、あっさりとした親子丼といった感じに仕上がっています。

味付け同様、個人的にはもも肉を使った親子丼の方が肉の旨味が出て美味しく感じるので、この辺の味の好みもサッパリ系が好きか、それとも、もも肉の食感や旨味が好きかで好みが分かれそうです。

では、次にご飯を用意して、親子丼を作ってみましょう!

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小さなお子さんや女性には丁度よいボリューム(ご飯が隠れる程度の量は少し大きめの茶碗1杯分)にも見えますが、食べ盛りの子供や成人男子には、やや物足りなさを感じるミニ親子丼です。

見た目もやはり、鶏肉よりも卵がメインになってしまっているので、できればもう少し鶏肉の存在感が出るよう、卵とのバランスを考えてほしいところです。

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味の方はというと、『親子丼の素』を単品で食べる時に比べると塩辛さは軽減しています。

そもそも、同商品は親子丼の素≠ネので、今思えば丼ぶりして食べることを前提とした、ちょい濃いめの味付けになっているのかも知れません。

完食

しかし、味付けに関してはやはり甘さが物足りないので、賞味期限間近のものを平時に食べるときは、調味料で好みの味付けに調節したり、鶏肉を足すなどアレンジして食べるのも良さそうです。
まとめ

チェックあくまで親子丼の素≠ノ過ぎないため、丼物にする場合は、別にご飯(アルファ米)の備蓄が必要!
チェックお湯でも水でも調理可能!

チェックコンパクトサイズで軽量のため、非常持ち出し袋に入れておくなど、携帯にも便利!

チェック見た目が親子丼というよりも、具沢山の卵スープ…

チェック甘めの親子丼が好みの方には、味付けが少し塩辛く感じてしまう…

チェック量が少なめで1袋400円程するため、価格が気になる人も…(長期保存できるので、その点をどう評価するかがポイント!)