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アキモトのパン缶:ミルククリーム味を食べてみよう!

milkcream1備蓄食は送料の負担(単品や少量購入は、かえって高くなってしまう…)を少しでも軽くするため、ある程度まとめ買いするようにしていますが、一度に沢山購入してしまうと、賞味期限の時期が重なるという問題点もあり、そのバランスが難しいところです。

私の手元にも、既に賞味期限が切れたもの、切れそうなもの、あるいは生産終了品がいくつか残っており、記事にすべきか、こっそり食べてしまうか葛藤中ですが、今回は間もなく賞味期限を迎えるパン・アキモトの缶入りソフトパンをひとつ紹介したいと思います。

アキモトのパン缶は、他メーカーのものより口当たりがソフトで食べやすいため、ふっくらした食感のパンが好きだという方は少し参考にしてみて下さい。




アキモトの缶入りソフトパン:ミルククリーム味とは?

パン・アキモトのパンの缶詰(以下、パン缶)は、当食レポでも何度か試食(関連記事はパン缶リストからどうぞ!)していますが、6品目となる今回は定番人気シリーズの〝ミルククリーム味〟です。

※補足:アキモトのパン缶は安心パンを除くと全13種類(2018年7月現在)。商品によって賞味期限が異なる(約3年:備蓄食シリーズ(3種類)|約1年:定番人気シリーズ(5種類)とプレミアムシリーズ(5種類))ため注意が必要です。
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缶ブタはパン缶ではお馴染みのプルトップ式(缶切り不要)で、缶底には賞味期限が記載されています(総重量:154g)。

なお、定番人気シリーズの賞味期限は製造日から13ヵ月と短めなので、味よりも賞味期限の長さを優先したいという方は長期保存(37ヵ月)可能な備蓄食シリーズがおススメです。
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一方、側面のラベルには原材料名や保存方法、パンの取り出し方、1缶当たりの栄養成分表など、商品に関する基本情報が記載されています。

また、数年前の商品リニューアルにより、災害用伝言ダイヤル(録音・再生方法)についての説明が新たに追加されました。
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プルトップ式の蓋を取り外すと、上記画像のようにパラフィン紙に包まれた保存パンと脱酸素剤が入っています。

アキモトのパン缶は、容器を逆さにしたくらいではまず出てこないので、ラベルに記載されていた指示どおり、薄紙を指でつまんでゆっくり引っ張り上げるのが取り出す時のコツです。

※補足:脱酸素剤に触れると熱く感じることもありますが、これは酸化反応により発熱(最高到達温度は40~60度くらいらしい…)するだけで、そのままゴミ箱に捨てたとしても自然発火の心配はないそうです。
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缶詰から取り出した保存パンはパラフィン紙にすっぽり包まれているため、食べるときは薄紙を取り外しますが、側面と底面に分かれているので、うっかり底面の紙を剥がし忘れて食べないように気を付けてください(ただし、状況(手が洗えない、お皿がない…など)によっては、食べながら薄紙を少しずつ剥がしていくのも一方。臨機応変に対応しましょう!)。

薄紙をすべて剥がした保存パン(高さ:約10cm / 直径:約7~7.5cm)が、こちらになります。
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見た目に関しては特にコンビニやパン屋さんで販売しているパンと差はないように思われ、ほどよくきつね色に焼き上がった極々普通のパンといったところでしょうか。






缶入りソフトパン:ミルククリーム味を食べてみた感想と評価

せっかくなのでミルククリーム味の保存パンを試食する前に、パンの断面図を見ておきましょう!
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上記3枚の画像はナイフで保存パンをカットした断面図(縦・横)となります。

ややパサついた印象を受けますが、大小さまざまな気泡がところどころに見られ、この辺も通常のパンとの差はあまりないように思われます。

また、ミルククリーム味ということもあってか、チョコレートやドライフルーツなどの固形物も一切練り込まれていません。

さらにパーツごとの断面図をアップしておきます。
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ご覧のように、やはりてっぺん部分(上記画像:左)は、若干、気泡が潰れており、上からギュッと押されたような締まった感じを受けますが、それ以外の部分では特に気になるような点はありません。

それでは、さっそく常温のまま試食してみましょう!
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パン・アキモトの定番人気シリーズは、2ヵ月前にはちみつレモン味【食レポ:119】を食べているので、食感については想像できましたが、他メーカーのパン缶に比べるとパサつきもそれほど気にならず、ふんわりとしており、ソフトパンの名に恥じぬ柔らかさがあります。

また、思いのほかしっかりとしたミルククリームの風味と甘みがあり、ミルクパン好きなお子様に喜ばれそうな味に仕上がっています(パン缶特有のアルコール臭がするので、このニオイをどう評価するかで好みが分かれそう…)。

ただ、腹持ちはそれほど良くないため、甘さも含め、あくまでオヤツとしての非常食といえるかもしれません。


では、パンを温めると味はどう変化するのか・・・

さっそくオーブントースターを使って、表面に軽く焦げ目がつくまで温め直してみました。
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もちろん好みもあるので、一概にどちらが上とは断言できませんが、サクッとした食感は、いい意味で食パンを軽く焼いたトーストと変わりなく、これはこれで美味しい!

また、焼いたことで、パンの香ばしさが増し、アルコール臭も気にならなくなるので、どちらかというと焼いた方が食べやすくなるような気がします。

ただ、非常時の際は、必ずしもトースターなどでパンを温めることができるとは限らないので、賞味期限間近のパン缶が手元にあるという方は、常温と焼いたものを食べ比べてみることをおススメします!

いずれにせよ、アキモトのパン缶は他メーカーのものよりもソフトな口当たりなので、柔らかめの長期保存パンを探しているという方は検討してみる価値はありそうです(ただ、賞味期限が平均して短い(約1~3年)点が難…)。
まとめ

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2018.7.23 掲載twitter


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