非常食レポ:山菜おこわtop
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安心米:山菜おこわを食べてみよう!

sansaiokowa1今回は安心米シリーズのアルファ化米を試食してみたいと思います。

アルファー食品の安心米シリーズは、今回の山菜おこわで5品目(関連記事はアルファ米リストからどうぞ)になりますが、思いのほか種類も豊富で尾西食品やサタケでは商品化していないメニューも用意されているので、飽きが来ないよう備蓄しているアルファ米の味にバリエーションを増やしたいと考えている方は、少し参考にしてみてください。

ちなみに、山菜おこわは尾西食品【食レポ111】も販売(サタケのマジックライスシリーズはない)していることから、両者の違いについてもザッと比較しておきます。




アルファー食品の安心米シリーズ:山菜おこわとは?

今回、試食するアルファー食品の安心米シリーズは、こちらの〝山菜おこわ〟になります。
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パッケージサイズや袋の機能(スタンドパック式)、内容量(100g)、賞味期限(常温で約5年)に関しては尾西食品(サタケも含む)のアルファ米と大きく異なる点は見られませんが、両メーカーの「山菜おこわ」を比較してみると、原材料や調理時間に大きな違いが見られるようです。
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まず、原材料ですが、安心米は〝もち米〟を100%使用しているのに対し、尾西食品では〝もち米〟と〝うるち米〟のブレンドとなっています。

※補足:「おこわ」は、一般的には〝もち米〟を蒸して作りますが、うるち米をブレンドして蒸したものなども「おこわ」と呼ぶ地域があります。

その違いが調理時間にも影響しているのか、安心米の〝20分〟に対し、尾西食品は〝15分〟と5分ほど短くなっていました(水で調理した場合は、ともに60分と差はない)。

また、具材にも違いが見られるため、参考までに両商品の具を比較しておきましょう。
安心米 尾西食品
・グリンピース
・竹の子
・きくらげ
・人参
・しいたけ
・わらび
・わらび
・ぜんまい
・えのき茸
・細竹
・ふき
・きくらげ

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切り口に沿って袋を開封すると、中にはアルファ米の他にスプーン(プラスティック)と脱酸素剤が入っているので、調理前に忘れずに取り出しておきましょう(脱酸素剤は底の方に隠れてしまっている場合もあるので、取り出し忘れにご注意を!)。

せっかくなので、調理前の乾燥米と乾燥具材の画像をアップしておきます。
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このままでも食べられないということはありませんが、バリバリと硬く(歯の凹みにへばり付く)まったく美味しくありません。

それでは、さっそく調理してみましょう!
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尾西食品の山菜おこわは、小袋入りの調味粉末をサッと振りかけてから水(湯)を注入しますが、安心米の山菜おこわは、予め具に味付けがされているようなので、袋の底をしっかりと広げたら、そのまま水(湯)を注水線まで注ぎ、附属のスプーンでよく掻き混ぜ、後はチャックを閉めて待つだけです(今回は熱湯を使用)。
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20分経過した直後の袋の中身がこちら【上記画像】になります。

注水直後は水分量が多く感じられ、まるで雑炊のような印象を受けましたが、調理後はアルファ米や乾燥具材が良い具合に水分を吸収したようで、おこわらしいものが出来上がっていました。






安心米シリーズ:山菜おこわを食べてみた感想と評価

安心米シリーズの袋はスタンドパック式(そのまま器として使える)なので、そのままスプーンを突き刺しながらダイレクトで食べることができますが、今回もいつものように器に移し替えてみました。

調理前(before)と調理後(after)の山菜おこわの写真がこちらになります。
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調理前の内容量は100gですが、調理後は230g(注水量:130g)になるため、茶碗によそると1.5杯分程度のボリュームに増えます。

※補足:尾西食品の調理後の山菜おこわは210g(注水量:110g)

さらに、山菜おこわを近距離で撮影した拡大画像がこちらです。
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鼻を近づけると、なんとも言えない山菜特有の香りが、ふわっと香ってくるおこわという点では尾西食品の山菜おこわとそれほど変わりないような気もしますが、安心米はグリンピースや人参が具として入っているためか、尾西食品よりも彩りが良く華やいだ雰囲気があり、具の量も多いような気がします。

では、肝心の味の方はどうなのか・・・
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これはなかなか美味しい!

もち米100%ということもあってか、やや硬く噛みごたえはあるものの、うるち米のアルファ米を食べると感じられるポソポソとした食感が気にならず、もち米らしいもちもちとした食感が感じられます。

以前、試食した尾西食品の山菜おこわは、うるち米とのブレントということもあってか、もち米特有のモチモチとした弾力が中途半端で、おこわとしてのクオリティがいまひとつのように感じられましたが、こちらは私好みのおこわに仕上がっていました(具の方も柔らかく食感がまったくない人参以外はシャキシャキ、コリコリしており、まずまず)。
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ただ、私の掻き混ぜ方が雑だったのか、味にムラがあったのが残念!

とはいえ、もち米を使ったアルファ米を食べるたびに思うことですが、モソモソ(ポソポソ)とした食感がそれほど気にならないため、うるち米100%のアルファ米よりも食べやすいような気がします(ただし、この辺は好みの問題かも…)。

また、あくまで個人的な感想ですが、山菜おこわをチョイスするなら、尾西食品のものよりも安心米シリーズの山菜おこわの方が見た目も味も良く美味しく感じました。

まとめ

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2018.7.31 掲載twitter


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