非常食レポ:新潟のごはんtop
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エコ・ライス新潟のアルファ米を食べてみよう!

ecorice1アルファ米といえば、尾西食品(尾西のごはん)、サタケ(マジックライス)、アルファー食品(安心米)の3社が有名でラインナップも充実していますが、アルファ米関連の商品を販売している食品メーカーは他にもあります。

※ 3社が販売するアルファ米商品の関連記事はアルファ米リストからどうぞ。

例えば、エコ・ライス新潟という有限会社もそのひとつです。

そこで、今回はエコ・ライス新潟が販売しているアルファ米は美味しいかどうかを判断するため、実際に食べてみたいと思います。




エコ・ライス新潟:新潟のごはんとは?

冒頭でもお伝えしたように、今回、試食する保存食は、エコ・ライス新潟が販売するアルファ米です。

同社は新潟県内の農業生産者が集まり設立(2002年)された有限会社(本社:長岡市)で、主にコメや加工食品を販売していますが、2004年に発生した中越地震をキッカケに食事制限の必要な方でも安心して食べられるものを提供したい!という強い想いから保存食の開発にも力を入れているようです。

エコ・ライス新潟の災害食には数種類のアルファ米商品がありますが、今回はこちらの『新潟のごはん』をチョイスしてみたので、まずはパッケージチェックからしていきましょう。
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エコ・ライス新潟の『新潟のごはん』が、尾西やサタケなどのアルファ米商品と大きく異なるのは、内容量が50g(アルファ米商品は1食分100gが主流)と少ない点です(そのため、パッケージサイズも一回り小さめ)。

内容量を思い切って半分に減らしたのには理由があり、中越地震の際、高齢者や女性、子供が1回で食べきれず、後で残り物を食べて食中毒になったという被災地での実体験が活かされているようです。

確かに尾西などのアルファ米(100g)は、1食分あたり茶碗で軽く2杯分の量があるため、高齢者や女性などにはボリュームが多すぎ、食べきれないということは十分に考えられます。

そういう意味では、多少、割高感はあっても食べ切りサイズになっているという点で尾西などのアルファ米商品にはない魅力があると言えそうです。
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パッケージ裏面には調理方法をはじめ、栄養成分表、原材料名、賞味期限など、商品に関する基本情報が記載されていますが、製造日から常温で5年間の長期保存が可能な点は他メーカーのアルファ米商品と変わりありません。
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切り口(切り込みがあるため、ハサミがなくても問題なし)に沿って開封すると、袋の中にはプラスティック製のスプーンと脱酸素剤が入っている点も、一般的なアルファ米商品と同じです。

ただ、袋サイズが一回り小さめということもあってか、付属のスプーンは尾西などに比べると持ち手か短く(全長:11cm)少し使いづらい印象を受けます。
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参考までに調理前の乾燥米の拡大画像もアップしてみましたが、味付けのない白飯ということで無味無臭(試しにそのまま1粒食べてみたところ、ガリガリと硬く美味しくはない…)。

というわけで、パッケージや乾燥米チェックはこのくらいにして、さっそく調理してみましょう!
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『新潟のごはん』は、サタケのマジックライスと同様、内袋に2本のラインが引いてあり、注水量(100cc|160cc)を調節することで「白飯」と「かゆ飯」の2通りの食べ方が選択できるようになっていますが、今回は白飯を熱湯(水でも調理可能)で調理することにします。

袋の底をしっかりと広げて注水ラインまで熱湯を注ぎ附属のスプーンで掻き混ぜたら、後はチャックをして完成を待つだけです(熱湯:15~20分|水:60分)。

チャックを閉めてから15分後に開封した袋の中身がこちらになります。
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再び附属のスプーンを使ってご飯をよくほぐせば、白飯の完成です。






アルファ米:新潟のごはんを食べてみた感想と評価

エコ・ライス新潟のアルファ米商品も袋が器としてそのまま利用できるスタンドパック式になっていますが、中身がよく見えるよう、茶碗に移し替えてみました。
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参考までに調理前(50g)と調理後(210g)の画像を並べて比較していますが、調理後のご飯は調理前に比べて約3倍程度の量に増えています。

ただし、もともと内容量は50gと少ないため、それほどボリューム(茶碗1杯分)はありません(少し大きめの大人用茶碗によそっているため、より少なく見えるかも…)。

さらに、白飯を拡大した画像がこちらになります。
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米粒の欠けや崩れも目立ちますが、ご飯の色つやは悪くなく、思いのほかふっくらとした瑞々しい白飯のような印象を受けます。

では、肝心の味の方はどうなのか・・・
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何の調味料も使っていない白飯なので、味付けによる誤魔化しがきかず、米の味がダイレクトに伝わってきますが、特に薬品臭いとか違和感のある香りはしません。

ただ、味に関しては中心部にまだ芯が残っているような硬さを感じる米粒もあれば、逆に柔らか過ぎたり、必要以上に水っぽさを感じる部分もあり、食感にだいぶムラがあるように感じられます。

15分という調理時間(蒸らし)が少し短すぎたのか、それとも、私の掻き混ぜ方が雑だったのか(しっかり掻き混ぜたつもりではいる…)は定かではありませんが、食感に関しては少し残念な結果になってしまいました。

しかし、白飯としての評価は尾西やサタケ、アルファー食品の白飯よりも食べやすく味もなんとなく良かったように思われます(あくまで、個人の感想であり、また、ズバ抜けてウマいと言えるほどの差はない)。

基本的にアルファ米は味付けのものが食べやすくお勧めですが、100gのアルファ米はボリュームがあり過ぎて残してしまいそうという方は、同商品のような食べ切りサイズのアルファ米を備蓄しておくのも良さそうです。
まとめ

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掲載日:2018.9.21twitter


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