非常食レポ:あずきマフィンtop
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IZAMESHI:パンの缶詰を食べてみよう!

今回、試食する長期保存食は杉田エースの「IZAMESHI(イザメシ)」シリーズです。

azukimuffin1当食レポでも度々お世話になっていますが、イザメシはとにかくラインナップが豊富で、定番のアルファ米やパンの缶詰(パン缶)はもちろん、一切調理不要のレトルト食品や缶詰、さらにはお菓子なども取り揃えているため、メニューには事欠きません。

イザメシに興味を持った方は、杉田エースが運営するオンラインストア「クラブエスタショップ」などで商品をチェックしていただければと思いますが、今回はパン缶の中から、少々渋めの『あずきマフィン』をチョイスしてみました。

決して万人受けするような備蓄食とは言えませんが、素朴な和の甘味に心惹かれるという方の参考になれば幸いです。



イザメシ:あずきマフィンとは?

「イザメシ」シリーズのパンの缶詰(以下、パン缶)を試食するのは、チーズマフィン【食レポ140】以来、2品目となりますが、価格はチーズマフィンと同じ、1缶あたり500円(税抜き)となります(2019年9月時点)。

ちなみに、イザメシのパン缶は「マフィン」タイプと「デニッシュ」タイプがありますが、デニッシュ缶の方が価格はやや高め(600円(税抜き))に設定されているので、マフィン缶とデニッシュ缶では価格が異なるということを抑えておいてください。

それでは、さっそく本題!

まずは恒例の容器チェックから・・・
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容器は他メーカー(アキモト、ボローニャなど)のパン缶と同サイズで、缶切り不要のプルトップ式のフタや採用しています(総重量:174g)。

また、缶底には賞味期限(製造日から3年)が記載されているので、購入後は忘れずにチェックしておきましょう。
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一方、側面には原材料名や保存方法、販売者、栄養成分表、アレルギー物質といった商品に関する基本情報が記載されています。

ちなみに、製造者欄にある「エヌ・クラップ」ですが、こちらは社会福祉法人であり、同商品は障がい者を支援する就労サポートセンターが製造しているようです。
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プルトップ式の缶ブタ取り外すと、カップケーキ状の保存パンが逆さまに入っていますが、これは衛生面(パンに直接触れることなく取り出せる)を考慮し、あえて逆さまに入れているので、製造過程のミスというわではありません。

なお、容器にはカップケーキ状の保存パンの他に脱酸素剤が入っています。
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保存パンなので、アルファ米のように調理の必要は一切なく、ミシン目に沿って薄紙を剥がすだけで食べることができますが、薄紙は側面と底面とで分かれているので、底面も剥がし忘れてうっかり食べてしまわないよう注意してください。
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薄紙を剥がし、丸裸にしたあずきマフィンがこちら【画像:上記】になります。






イザメシ:あずきマフィンを食べてみた感想と評価

それでは、さっそく試食タイムといきたいところですが、食べる前にあずきマフィンの形状や外観をチェックしておきましょう!
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直径約6.5cm、高さ約4.5cmほどのコロンとした手のひらサイズのパンで、表面は万遍なくこんがりときつね色(底はやや焦げ目が目立つ)に色付いており、側面には小豆らしき固形物も確認できます。

さらに、パンをナイフで縦にカットした断面図がこちらになります。
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せっかくなので横にカットした断面図も併せてどうぞ!
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小豆の量を多いと見るか少ないと見るかは、人それぞれ印象が異なるかと思いますが、パンによって小豆の量が少し異なるような印象を受けました。

では、気になる味の方はどうなのか・・・
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保存パン特有のパサついた感じは否めず(硬くはないが噛みごたえもある)パン自体も甘みが少ないプレーン味のパンに仕上がっていますが、生地に練り込んである砂糖漬けの小豆(直径1cmほど)が、思っていた以上に味付けが濃く甘じょっぱい(食感も柔らかめ)ため、いいアクセントになっており、ほんのりと口に広がる甘さはしつこさがなく、甘いものが苦手な方でも食べやすそうです(ただ、小豆が偏っているため、もう少し万遍なく散らばっているより食べやすいかも…)。

さらに保存パンを焼くと味や食感は変化するのか、オーブントースターを使ってさっそく試してみました。
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結論から先に言ってしまうと、チーズマフィンの時と同様、あずきマフィンも表面に軽く焦げ目がつくまで焼いた方が香ばしさが増し、中途半端なパサつきも気にならなくなるため、個人的にはより食べやすくなったような気がします(ただ、好みもあるかと…)。

以上、イザメシのあずきマフィンを食べてみましたが、味や見た目に派手さはないものの、甘ったるいしつこい甘さの菓子パンが苦手だという方の口にも合いそうな素朴で優しい甘みが口の中に広がる保存パンであることは間違いなさそうです。

そのため、特に高齢者などは口にしやすそうなので、さっぱりとした甘みのあずきパン好きな方は検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ

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2019.9.13 掲載twitter


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