非常食レポ:野菜たっぷりかぼちゃのスープtop
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KAGOMEの野菜たっぷりスープを食べてみよう!

kabochasoup1今回、試食する長期保存食は、カゴメの「野菜たっぷりスープ」シリーズです。

同シリーズは、現在4種類(きのこ・トマト・豆・かぼちゃ)のラインナップが揃っていますが、その内の3品は既に紹介済みなので、新メニューが追加されない限り、今回のかぼちゃのスープで最後となります。

※ 関連記事は汁物・スープリストからどうぞ!

長期間の保存が可能なみそ汁以外の汁物系備蓄食を探しているという方の参考になれば幸いです。




カゴメ:野菜たっぷりかぼちゃのスープとは?

野菜たっぷりスープは、国産のトマトソースで一躍有名になった大手食品メーカー・カゴメが販売するレトルト食品で、主に贈答用(ギフト)として購入される方が多いようです。

ただ、調理不要で常温のまま食べられること、賞味期限が3年半(きのこのスープは5年半)と比較的長めに設定されていることから、非常食としても十分利用価値はあります。

というわけで、冒頭でも触れたように、今回はシリーズ最後となる〝かぼちゃのスープ〟にスポットを当ててみたいと思います。

まずは、恒例のパッケージチェックから・・・
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パッケージは過去に紹介した同シリーズの商品とまったく同じサイズ(約12.3cm×15.8cm)で、総重量(168g)、形状(底広)ともに、ほとんど変わりありません。
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パッケージ裏面には、商品に関する特徴や注意点、調理方法などの基本情報が記載されています。

ちなみに、「野菜たっぷりスープ」シリーズは「お召し上がり方」として、湯煎と電子レンジによる2通りの調理方法が紹介されていますが、温めることなく、そのまま食べることもできるレトルト食品です。
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また、原材料に使用しているアレルギー物質に関する表示や1袋当たりの栄養成分表も記載されているので、食物アレルギーの方や持病によりカロリー制限をしなければならないような方などは、食べる前にチェックしておきましょう。
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今回は電気や火が使えない状況下を想定して、まずは常温のまま食べることにしますが、切り口に沿って袋を開封し、手頃な器に移し替えてみました。

みそ汁は、だいたい150~160ccが一人前の目安となるらしいので、160gという内容量は妥当なところかもしれませんが、価格(324円/1袋)を考慮すると、個人的にはもう少し量が欲しいところです。






野菜たっぷりかぼちゃのスープを食べてみた感想と評価

こちらが、一切温めていない常温のかぼちゃのスープとなります。
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パッケージにプリントされていたイメージ画像に比べると、具の量は少ないものの、貧相というほど量が少ないというわけではありません。

さらに拡大したスープ画像がこちらになります。
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色味の良いスープは、どちらかというと〝ポタージュ〟と呼んだ方がしっくりきそうなとろみ加減で、一部の野菜がスープに溶け出してしまったような印象を受けます。

では、気になる味の方はどうなのか・・・
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かぼちゃのスープには、8種類の野菜(たまねぎ、かぼちゃ、人参、じゃがいも、セロリ…など)と赤インゲン豆、大麦、小麦が入っていますが、固形物として確認できるのはメインのかぼちゃをはじめ、人参、赤インゲン豆、大麦、じゃがいもといったところでしょうか(玉ねぎなどは、ほとんどスープに溶けてしまっている模様…)。

最も存在感のある具は赤インゲン豆(直径:約2cm)で、かぼちゃ、じゃがいも、人参と続きますが、どれも煮込み過ぎた具材といった感じで食感は柔らかめです(かぼちゃは意外とホクホクしている)。
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若干、酸味のきいたスープは野菜の旨味を活かした味わい(あっさりめでしつこくない)で、かぼちゃの自然な甘みが感じられるまろやかな味(もう少しかぼちゃの主張があっても良かったかも…)に仕上がっていますが、味自体は薄く、濃いめの味付けが好みだという方にとっては少し物足りないかもしれません。

では、温めたら味は変化するのか、食べかけのスープを電子レンジにかけて温め直してみました。
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結論から言ってしまうと、温め直した方がおススメ(あくまで、個人の感想)!

常温の時よりも気持ち甘みが増したように感じられ、喉の通りも良いため、美味しいというか、食べやすくなったような気がします。

以上、カゴメの「やさいたっぷりスープ」シリーズのかぼちゃのスープを食べてみましたが、パッケージにプリントされているイメージ画像ほどではないものの、具が豊富で食べごたえがあり、かぼちゃをメインとした野菜の旨味が凝縮したあっさりめのスープを味わうことができます。

塩分少なめの薄味(甘さも控えめ)は物足りなさを感じてしまう人もいそうですが、ご飯やパンなどの主食が喉を通らないという方にも食べやすいスープではないでしょうか。
まとめ

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2018.10.18 掲載twitter


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