非常食レポ:尾西の炊込みおこわ
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尾西のアルファ米:炊込みおこわを食べてみよう!

takikomiokowa1今回、試食する非常食は尾西食品の〝炊き込みおこわ〟です。

うるち米にもち米をブレンドしたアルファ米で、もち米入りのアルファ米は、個人的にはうるち米100%のものよりも食べやすいと感じていますが、尾西の田舎ごはん【食レポ45】を取りあげた時にも触れたように、メニューの入れ替えによる終売で現在は入手困難になっています。

そのため、今回の食レポはあまり参考にならないかもしれませんが、もしあなたの手元に未開封の『尾西の炊込みおこわ』が残っているという方は、同商品が終売した時期的(2014年春頃には生産されなくなっていたかと…)に、おそらく賞味期限が迫っているのではないかと思われるため、一度チェックしてみることをおススメします。




尾西の炊込みおこわとは?

冒頭でも触れたように、今回は既に終売してしまった『尾西の炊込みおこわ』を食べてみることにしますが、私の手元にある商品も、実は既に賞味期限が切れており、さらに6ヵ月ほど経っています。
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消費期限とは違い、賞味期限はあくまで美味しく食べられる期間を示した目安に過ぎないため、期限が切れたから、もう食べられないということはありません【関連記事:食レポ82】が、保存方法が悪いと劣化が早まることもあるようなので、賞味期限切れの商品を食べる際は、自己責任でお願いします(今の世の中、安易に食べられると断言してしまうと、クレームが来そうなので…)。

さて、前置はこのくらいにして、さっそく本題に入りましょう!

今回は入手困難な長期保存食になってしまったということもあり、パッケージチェックはサクッと流していきます。
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賞味期限から察するに、6年以上前に製造された商品となりますが、パッケージデザインに関しては、現在、販売されている商品と特に大きな変更は見られません。
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パッケージ裏面も特に変更はなさそうで、商品に関する基本事項(作り方、原材料名、栄養成分表、アレルギー物質表示など)がひととおり記載されています。
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袋の中には脱酸素剤とスプーンが入っているので、調理前に忘れずに取り出し、指示された注水線まで水(あるいは熱湯)を注いでチャックをしたら、後は完成を待つだけです(水:60分 / 湯:15分)。

※補足:現在、販売中のごはんシリーズに比べると、どうやら袋の内側にある注水線のデザインや説明文が少し変わったもよう。

今回は熱湯で調理しましたが、お湯を注いでから15分後の炊込みおこわがこちらになります。
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再び付属のスプーンでザックリとかき混ぜたら、炊込みおこわの完成です!






尾西の炊込みおこわを食べてみた感想と評価

食べる前に、まずは恒例のビフォー(調理前)アフター(調理後)の画像をご覧ください。
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調理前の炊込みおこわは100gですが、注水(110g)により、調理後は210gに増えるため、茶碗によそると約1.5~2杯分のボリュームになります。

さらに、炊込みおこわを近距離で撮影した画像がこちらです。
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では、気になる食感や味の方はどうなのか・・・

もち米のモチモチとした食感が、うるち米のアルファ米特有のモソモソとした食感を軽減しており、うるち米100%のアルファ米に比べると、やはり食べやすいように感じます。

味の方も、和風メニューにしては思いのほか濃いめで、しっかりと味が付いているため、オカズや味噌汁がなくても、十分完食できそうな一品に仕上がっているといって良いのではないでしょうか。
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また、尾西の炊込みおこわには、5種類(人参、油揚げ、ごぼう、椎茸、こんにゃく)の具材が入っていますが、ご飯とのバランスも良く、それぞれの食感がいいアクセントになっている点もgood!
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香りの方が、少々クセがあるような気(なんとなく味噌の風味もするような…)もしますが、非常時の食料としては十分美味しいと思える和風メニューであったというのが正直な感想です。

それだけに終売してしまったことが残念でなりませんが、現在、尾西のごはんシリーズには、うるち米にもち米をブレンドした和風メニューに山菜おこわ【食レポ111】があるので、尾西のごはんシリーズの〝おこわ〟に興味を持った方は、山菜おこわを試食してみてはいかがでしょうか(ただし、個人的にはっかりと味付けがしてある『炊込みおこわ』の方が美味しく感じた)。
まとめ

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掲載日:2019.3.21twitter


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