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食レポ12|フレッシュファイブブレッド編

フレッシュ・ファイブ・ブレッドを食べてみよう!entrance

今回、私が試食するのはフレッシュ・ファイブ・ブレッドです。

フレッシュ・ファイブ・ブレッドと聞いて、「あー、アレね!」と直ぐに分かった方は中々の非常食ツウですが、大半の方は「なに…ソレ?」と思ったに違いありません。

かくいう私も、商品名だけを聞いたときは、なんのこっちゃサッパリ分からず、フレッシュ5と聞いて、戦隊ヒーローもので、そのリーダー的なキャラ(大抵、レッドがリーダーとゆーかレッドではなく、ブレッドなんですが…)を想像してしまいましたが、どうやら全くの見当違いなようです。

フレッシュ・ファイブ・ブレッドとは、非常食用に開発されたパン(しかも、コッペパン)のようで、賞味期限はなんと5年間!

なるほど・・・

つまり、新鮮な状態のまま、5年間保存できるパンということで、フレッシュ5ブレッドというネーミングが付けられたのでしょう。

これまで長期保存可能なパンと言えば、アキモトやボローニャ、トクスイあたりのパン缶が有名ですが、賞味期限という点においては、これらの定番商品(通常2〜3年:ただし、一部メーカーのパン缶の中には賞味期限5年もある)よりもさらに長期にわたっての保存が可能なようです。

そこで、非常食関連の試食レポをしている私としては、少なからず興味のある食料なので、今回は、このフレッシュ・ファイブ・ブレッドを試食してみようと思います。


フレッシュ・ファイブ・ブレッドとは?

私の手元に届いたフレッシュ・ファイブ・ブレッドなる商品がこちらです。

フレッシュファイブブレッドのパッケージ

非常食用のパンといえば、缶詰が主流ですが、これは尾西の保存パン【食レポ9】と同様、アルミ袋を使用することでゴミの量を減らすという環境への配慮も忘れていません。

パッケージは、なんというか実に非常食らしいシンプルなデザインと色使いで、メイド・イン・ジャパンのわりに、どことなくアメリカンチックな印象を受けてしまうのは私だけでしょうか。

まあ、あくまで非常食ですから、パッケージデザインに凝る必要もないのかもしれませんが、非常食らしいデザインに徹底するなら、個人的には、この手の長期保存食の賞味期限は、できるだけ目立つ場所に大きく表示してもらえる有難いものです。

ちなみに、カロリー表示を見ると、これ1本で452kcalと結構なエネルギー量のようで、満腹感が得られるかどうかは実際に食べてみないとわかりませんが、非常食らしいカロリーであることは確かなようです。

パッケージチェック

では、アルミ袋から気になるコッペパンを取り出してみましょう。

酸化を防ぐための技術を駆使して製造したという4層アルミパウチ袋ですが、切り口があるのでハサミが無くても問題ありません。

さっそく、袋からコッペパンを取り出してみましたが、こうして間近で見ると自分が思っていたほどの大きさではなかったので、満腹感が得らえるかどうか少し不安になります。

パッケージの開封

パンのサイズが小さく見えてしまったのは、おそらくパッケージの大きさが多少なりとも影響していたのでしょう。

パン自体は、全体がいい感じのきつね色に焼けており、表面はしっとり滑らかな肌触りをしています。

ただ、全体的にしっかりとしまった作りをしているせいか、ふっくらフカフカ感はまったく感じられず、結構硬めで噛みごたえがありそうな印象を受けます。

また、匂いに関しても、特に焼きたてパンの香ばしい香りがしてくるといったこともありません。

このフレッシュ・ファイブ・ブレッドは、どうやら前に紹介したアキモトのパン缶【食レポ6】などとは、別物のパンと思った方がよさそうです。

コッペパンの全容

パン表面のチェックが終わったので、次に内部がどうなっているのか確かめてみることにしましょう。

下記にアップした画像はフレッシュ・ファイブ・ブレッドをナイフで切り分けた断面図ですが、こうして見ると、やはり結構しまっているようで、しっかりしていそうです。

断面図

そのため、サイズは小さく感じたものの、452kcalに見合うだけのボリュームはあるのかもしれません。

また、表面のしっとり感はなく、若干、パサついた印象を受けます。

ちなみに、このコッペパンを手でちぎってみると、その断面図は下記画像のような感じになります。

断面図2

硬くしまっているので、若干力はいりますが、手でも十分ちぎって食べることは可能なようです。

矢印

フレッシュ・ファイブ・ブレッドを食べてみた感想と評価

では、さっそくフレッシュ・ファイブ・ブレッドを食べてみることにしましょう。

口に入れると、やはりパンの風味はあまり感じられません。

また、最初のひと噛みはあまり味がしないように感じられましたが、噛み続けていると、徐々に甘みが増してきます。

おそらく他の食べ物と一緒に食べてしまうと、この甘さに気付かないかもしれませんが、単品で食べる分には、特にジャム類などを塗らなくても食べられる程度の控えめな甘みはあるようです。

また、見た目ほどパサつき感はないので、個人的には水なしでもいけますが、唾液の分泌が少ない高齢者やお子さんには少し辛いかもしれません。

食感については、やはりボソボソッとした感じは否めず、しっかりとした噛みごたえのあるパンが苦手だという方には、ソフトパンがウリのアキモトのパン缶の方をお勧めします。

しかし、このフレッシュ・ファイブ・ブレッドは素朴さがウリのパンなのかもしれませんが、これ一本、何もつけずに食べるとなると、少々飽きが来るような気がします。

そこで、災害時はそんな贅沢なことを言ってられませんが、無事、賞味期限が間近に迫ったときのアレンジとして、少し飽きのこない食べ方を考えてみたので、最後にその感想をまとめておきます。
食べ方のアレンジ
ますは、ジャムから。

運よく冷蔵庫にりんごジャムがあったので、スライスした1切れのフレッシュ・ファイブ・ブレッドの上にたっぷりと乗せてみます。

リンゴジャムとコッペパン

―――――― これは、ウマい!・・・ジャムが・・・。

い、いけません!!

ジャムの甘みと酸味のインパクトが強すぎて、主役であるはずのコッペパンの味が、なんかもうどうでもよくなっています。

団体競技では主役にはなれない・・・そんなコッペパンであることを改めてここで再確認してしまうことになりました。

では、次に温めてみたらどうか?

ということで、さっそく電子レンジの前へ行き、チンしたものとオーブントースターで軽く焼いてみたものを食べ比べてみることにします。

まず、レンジでチン(500Wで20秒)した方ですが、下記画像を見ていただければわかるように、フワッフワ感がアップし、かつモチモチッとした食感も味わえるパンに仕上がっています。

ボソボソッとした硬い感じの食感があまり好きではないという方は、このレンジでチン!する食べ方はおススメです。

ただし、あまり温め過ぎるとパンが柔らかくなりすぎてしまうので、様子を見ながら温めて下さい。

次に、オーブントースターで焼いてみた方はどうだったかというと、予想どおり、表面がカリッとしたサクサク感アップの食感が得られるパンへと変わっていました。

温めたコッペパン

しかし、どちらの食べ方も、特に味や風味が増したという感じはなかったので、温めて食べるという方法は、主に食感を変えて楽しむためのアレンジに過ぎないと言えそうです。

完食

フレッシュ・ファイブ・ブレッドを実際に食べてみて改めて思ったことは、あくまで非常食として食べる分には、そこそこ食べられるレベルのパンだということ・・・

したがって、価格なども考慮すると、そう頻繁に食べるようなものではありません。

もし単においしいコッペパンが今すぐ食べたいのであれば、パン屋さんで購入した方が、よっぽど味も価格も満足の行くパンが手に入るはずです。

しかし、常温で5年間という長期保存でき、小さい割にそこそこ腹持ちがいいという点は魅力的なので、非常食の買い替えが面倒で、一度購入したらできるだけほったらかしにしておきたい!という方には、カロリーも十分にあり、ゴミが出にくいフレッシュ・ファイブ・ブレッドを備蓄しておくのもアリのような気がします(ただし、飽きてくるので、このパンだけを大量に購入して備蓄するというのは止めて置いた方が良いかも…)。