非常食レポ:ドライカレーtop
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安心米:ドライカレーを食べてみよう!

今回、試食する長期保存食はアルファー食品の安心米シリーズです。

drycurry1当サイトでも、度々お世話になっている主食系の備蓄食で、尾西のごはんシリーズやサタケのマジックライスシリーズ同様、豊富なラインナップが魅力のひとつですが、今回はドライカレーをチョイスしてみました。

なお、既にご存知の方もいるかもしれませんが、アルファー食品は主力商品である安心米シリーズのリニューアルを行い、2019年7月1日からパッケージなどが一新された新商品が発売されています。

そのため、今回、取りあげる商品は旧タイプとなってしまいますが、新商品との違いなどについてもザッと触れておくので、少しでも参考になれば幸いです。




アルファー食品:安心米(ドライカレー)とは?

冒頭でも触れたように、今回はドライカレーを取りあげますが、ドライカレーは尾西食品やサタケのアルファ米
シリーズのラインナップにも加えられているメジャーなメニューとなっています。

当食レポでは尾西食品やサタケのドライカレーは既に試食済みなので、興味があればそちらの記事(【尾西のドライカレー:食レポ116】【サタケのドライカレー:食レポ4】)も併せてご覧ください。

というわけで、さっそく本題!

まずは、恒例のパッケージチェックから・・・
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先にも触れたように安心米シリーズは全面リニューアルが行われ、2019年7月1日から新商品が発売されましたが、リニューアル後のパッケージデザインは一新されています。

そのため、今後は在庫が売切れ次第、旧タイプの商品は姿を消していくことになりますが、今回のリニューアルで押えておきたい主な変更点は概ね次のとおりです。
リニューアル後の変更点

ちなみに、賞味期限(5年)や調理方法、調理時間などは特に大きな変化はなさそうです。
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パッケージ裏面には、調理方法や原材料名、内容量、保存方法、栄養成分表、アレルギー物質、賞味期限(リニューアル後は表面に記載)など、商品に関する基本情報が記載されています。

なお、旧商品のドライカレーは特定原材料等(アレルギー物質)27品目に該当する項目がいくつが見られます(小麦・大豆・鶏肉・豚肉)が、リニューアル後のドライカレーはアレルゲンフリー食品となっています。
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切り口に沿って袋を開封(ハサミは不要)すると、中にはプラスティック製のスプーンと脱酸素剤、そして味付け用の調味粉袋が入っています。
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こちらが調理前の乾燥米と乾燥具材(玉ねぎ、鶏肉、人参)になります。
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安心米のドライカレーは、粉末状のカレー粉を使って味付けをすることになりますが、こちらの方にパセリなども入っているようです。
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調理方法や調理時間についてはリニューアル後も特に変わらないようで、水を使用する場合は60分、熱湯を使用する場合は15分の調理時間を要します。

というわけで、手順に従い、調味粉末(カレー粉)を袋の中にササッと振りかけ注水ラインまで注入(今回は熱湯を使用)したら、付属のスプーンでよく掻き混ぜてチャックをし、後はただ待つ(15分)だけです。
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15分経過したら、チャックを開け、再び付属のスプーンでご飯をほぐせば、ドライカレーの完成となります!






安心米:ドライカレーを食べてみた感想と評価

現在、主流のアルファ米商品は袋が器として利用できるスタンドパック式なので、そのまま直接食べることができますが、食レポということもあり、中身がよく見えるよう、あえて器に移し替えてみました。

調理前(before)と調理後(after)の比較画像がこちらになります。
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調理後のできあがったドライカレーは270gに増えるため、茶碗にして約2杯分となり、ボリュームは結構多めです(女性や子供、高齢者には少し多すぎるかも…)。

さらに、ドライカレーを近距離で撮影した拡大画像がこちらになります。
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なんとなく、水っぽさを感じてしまうドライカレーですが、注水するだけで調理する保存食なので、この辺はまあ仕方ないとしましょう。

問題は、カレー粉の溶けにくさです!

経験上、おそらく溶けにくいだろうと感じていた私は、注水前に一度袋の中で掻き混ぜた上で熱湯を注ぎ、さらに入念にかき混ぜたつもりなのですが、ご覧のように溶けきらなかったカレー粉が数か所に確認できました(熱湯でこの状態なので、水で調理する場合はもっと溶けにくいかも…)。

では、肝心の味はどうなのか・・・
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特にコクや深みは感じられませんが、粉っぽさはなく、比較的あっさりとしたカレー風味のご飯に仕上がっています(ただし、予想したとおり、味にムラはあった)。

辛さも甘口寄りの中辛で、辛口カレーは苦手だという方にも食べやすいのではないでしょうか。

ただ、具として入っている玉ねぎが意外と存在感(シャキシャキとした食感もある)があるため、玉ねぎが大嫌いだという方は、玉ねぎを入れていない尾西食品やサタケのドライカレーをチョイスした方が無難かもしれません。

ちなみに、リニューアル後の安心米のドライカレーはアレルゲンフリー食品に切り替わったため、鶏肉の代わりにコーンが入っています(玉ねぎと人参はそのまま)。

以上、安心米のドライカレーを食してみましたが、味はともかく、カレー粉の溶けにくさが気になる商品であることが分かりました。

その辺をどう見るかで評価が変わってきそうですが、白飯などに比べれば食べやすいアルファ米なので、飽きがこないよう備蓄食のバリエーションを少し増やしたいという方は検討してみるのもいいかもしれません。


(安心米シリーズ)

(尾西のごはんシリーズ)

まとめ

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2019.7.12 掲載twitter


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