マフィン's工房のオレンジピール味食レポ本文へスキップ

食レポ34|マフィン's工房:オレンジピール味編

トクスイのマフィン's工房シリーズ:オレンジピール味を食べてみよう!entrance

今回はトクスイのマフィン's工房と呼ばれるパン缶(パンの缶詰)を食べてみたいと思います。

トクスイのパン缶は食レポ21でも紹介しましたが、今回のマフィン's工房シリーズとは、どうやら少し違うタイプの長期保存マフィンのようです。

前に食べたマフィンは、とても美味しかった記憶があるので、今回のマフィン's工房シリーズの味はどうなのか、気になるところです。


マフィン's工房オレンジピール味とは?

トクスイのマフィン's工房は、オレンジピール、アーモンド、チョコチップの3種類の味がありますが、今回は最もカロリーの高いオレンジピール味を食べてみましょう。

オレンジピール味  アーモンド味 チョコチップ味
1缶(100g)あたりの熱量  451kcal 433kcal 440kcal

前に食べたトクスイのパン缶に比べると、このマフィン's工房シリーズは容器の形状が大きく異なり、パン缶としては一般的な縦長の缶詰を使用していす。

オレンジピール味

また、イージーオープン缶なので缶切りも必要ありません。

賞味期限は製造日から常温で3年間となっていることから、パン缶としては標準的な保存期間が設定されています。

一方、容器ラベルを見ると、オレンジピール味というだけあって、オレンジを基調とした配色で、プリントされているイメージ画像も含め、全体的に落ち着いた感じのデザインに仕上がっています。

パン缶ラベル

容器に関しては、特にこれといって目を惹かれるような点はありませんが、蓋の面を上にすると、ラベルが逆さになってしまうところが興味深い点かもしれません。

缶ブタと缶底

A型で几帳面な私としては、なんとなく落ち着かず、一瞬、貼り間違えか !? と思ってしまいましたが、ラベルを逆さまに貼り付けてあるのには、どうやら理由(後で触れます)があるようです。

では、さっそく開けてみましょう!

開缶すると、中からオレンジのさわやかな香りがフワッとしてきます。

また、下記画像のように、パンが逆さに入っているため、薄紙に包まれた底の部分しか見えません。

開缶

なぜ、パンが逆さに入っているのかというと、薄紙に包まれた方を上向きにすることで、取り出すときに手を汚さないで済むというのが理由のようです。

確かにこれなら手を汚すことなくパンを取り出すことができるため、災害時に手を洗えないような状況下でも衛生的であり、パンを食べた後の手のベタツキも極力抑えることができそうです。

また、開缶前に気になっていたラベルの向きに関してですが、パンが逆さまに保管されないよう蓋とは逆向きに貼り付けていたと考えれば納得できます。

マフィン's工房シリーズのパン缶には50gのマフィンが2個入っており、この点は生命のパンあんしん【食レポ14】やパンですよ!【食レポ23】などと同タイプといえます。

オレンジピールマフィンは、上下2段で縦型に納まっていたため、下段のパンのてっぺんが上段の底部の薄紙に貼りついてしまい、若干剥がれてしまっていますが、手のひらサイズのパンなので、ちょっと小腹がすいた時におやつとして食べるにはちょうどよい食べ切りサイズかもしれません。

マフィンの全容

パンは薄紙にスッポリと包まれているため、このままでは食べることができません。

そのため、食べる前に薄紙を剥がす必要がありますが、下記画像のようにOPENと書かれた位置からミシン目に沿って引っ張れば、スルスルと抵抗なく剥がすことができるので、不器用な人でも剥がす作業に手こずるといったことはないでしょう。

薄紙の剥がし方

ちなみに、下記画像が薄紙を剥がした状態のオレンジピールマフィンです。

非常にしっとりとした質感のある腹持ちの良さそうなパンに見える点は、前に食べたトクスイのマフィンタイプのパン缶と同じですが、どちらかというとこちらのマフィン's工房の方が油分はやや控えめで、ベタツキ感が少ないように感じられます。

マフィンのサイズ

ただ、オレンジピール味というだけあって、このマフィンはオレンジのさわやかな甘い香りがするパンというよりも、スイーツといった方がしっくりときます。

トクスイのマフィン's工房オレンジピールマフィンを食べる前に、まずは適当な大きさにカットしてみましょう。

下記に示した2枚の画像は、オレンジピールマフィンを縦に切った断面図です。

断面図1

私のミスにより、切れ味の悪いナイフを使って切ってしまったため、切り分けたというよりも、押し潰したという感じが否めませんが、表面に比べれば、しっとり感は多少薄れているものの、パサつき感は思ったほど感じさせません。

次に、2個目のマフィンは切れ味のよい包丁でスパッと真横に切ってみました。

断面図2

今度は気泡を潰すことなく綺麗な断面図となりましたが、こうして見ると、トクスイのマフィンはやはり全体的に締まった感じの密度の濃いパンであることが窺えます。

矢印

マフィン's工房オレンジピール味を食べてみた感想と評価

さて、一通り断面図を確認したところで、さっそく食べてみましょう。

マフィン's工房のオレンジピールマフィンは、思った通り甘みの強いパンです。

オレンジのさわやかな香りがフワッと鼻を抜け、練り込まれた小粒のオレンジピールのツブツブ感が程よいアクセントになっているので、食感も適度に楽しめます。

オレンジピール味の試食

しかし、オレンジ味とはいえ、どちらかというと味の方はしつこい甘さなので、甘いものが苦手な方には少し抵抗がある食べ物といえそうです。

逆に、マドレーヌやフィナンシェのような甘ったるく油分の多い洋菓子が好きな方には、おススメできる長期保存マフィンと言えるのではないでしょうか。

非常にしっとり感があり、パサつき感はほとんど感じさせないので、飲み物などなくても大丈夫と言いたいところですが、これはこれでねっとりとした甘さがあるので、コーヒーや紅茶などと一緒に食べたくなるスイーツに感じられます。

ちなみに、マフィン's工房のオレンジピールマフィンは間違いなく美味しいのですが、主食系のパンとは言えないほど油分の多い甘みがあるので、おやつ的な非常食として考えておいた方が良さそうです。
マフィン's工房のパン缶を温めてみた
トクスイのマフィンは、常温で十分美味しくいただけるのですが、マフィン's工房のオレンジピールマフィンも、2通りの方法で温めて食べてみたので、最後にその感想を簡単にまとめておきます。

まずは、電子レンジでチンしたものから・・・

レンジでチン

500Wで20秒間ほど温めてみましたが、予想どおり、ふかっとした柔らかめのパンに変化しており、常温のものに比べるとしっとり感もUPしています。

また、レンジでチンした方が、オレンジの香りがやや増したように感じられました。

一方、オーブントースターで、こんがりと焼き色がつくまで温めてみたものがこちらです。

トースター

軽く焦げ目がつくほど焼いてしまうと、パン表面のしっとり感はなくなり油分は感じさせません。

そのため、表面はカリッ!としており、食べるとザクザク崩れていきますが、表面とは違い中はとしっとりとしているため、2層の食感が楽しめるパンに変化しています。

完食

常温よりも温めて食べた方が、断然おいしい!という程の感想は持ちませんでしたが、食感やパンの香ばしさを楽しむという意味では、温めてべてるのも悪くはなさそうです。